安達としまむら 4巻 感想ブログ

にーげーなーいーぞー!
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星☆☆☆☆☆


進級後、クラスになじめない安達はしまむらと疎遠になってしまう。

拗ねて体育館の2Fにて、来ないしまむらを待ち続ける安達。しかしふと
したことがきっかけで、彼女にスイッチが入り、クラスメートと食事
をとっているしまむらに突撃する。以下、長いが抜粋したい。


 安達はみんなの輪に入ろうなんて、微塵も考えていない。
 わたしの隣に座るために教室に来た。本当に、それだけみたいだ。
 安達はどうするのだろうと考えていたら、こうすると決めたみたいだ。
 周りとの同調なんて知ったことか、というその姿勢に極端だと感じるのと同時に、安達だなぁ
 とも納得してしまうあたり、わたしも少し感覚が麻痺しているようだった。
        ~中略~
 友達が百人いても物足りない人もいれば、友達一人でも満足する人だっている。ようするに、
 本人の抱えた器が満たされることが肝要なのだ。安達は、まぁ、少し照れくさいのだけれどわ
 たしだけで十分だと判断したのだろう。それならそれで、一つの答えになる。

 わたしは、どうなのだろう。一人でも必要なのだろうかと悩むときもあり、答えは未だに出ない。



安達の重さと空回りはいつものこととはいえ、この回の安達は突き抜けている。
もうしまむら以外は何も必要ないと、明確に割り切っている。

反面、しまむらは安達とは正反対に、答えはでていない。
それどこらか、彼女にとっては安達さえ必要な存在になっていないところが恐ろしい。

この二人の温度差が、読んでいて背中がゾクリとするところだ。

しかし後半のお泊りイベントを経て、しまむらは思う。


  もしかすると、隣に誰もいない未来。
  わたしにも、望まなくとも満開の桜を見上げながら春の道を行く日がやってくる。
  それまでは目の前の桜に満足するのも、悪くない。
  悪くないと、確信するのだ。
  四月末、もう桜はどこにも咲いていない。
  だからわたしは安達に『桜』を求める。
  その横顔には、きっと。



安達は花だというのがしまむらの結論だが、この変化は悪い物ではない。
どちらかというとナチュラルに悲観的なしまむらだが、ラストでは安達との関係を
ポジティブに捉える一面も出始めている。

頑張れ安達。あともう少し頑張れば、しまむらはいっしょに風呂に入ってくれるぞ!
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